7. 個人登録利用者の方へ

登録利用者(本登録)になると、国立国会図書館サーチから「閲覧」「取寄せ閲覧」「閲覧予約」「遠隔複写」「記事掲載箇所調査」の申込みができます。申込みは書誌詳細画面の申込カートへの追加ボタンから行います(「取寄せ閲覧」の申込みは「国立国会図書館の所蔵」の所蔵一覧下部のリンクから行います。)。申込みにはログインが必要です。

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書誌詳細画面の申込カートへの追加ボタン

また、登録利用者(本登録)で、日本国内に居住している方は、個人向けデジタル化資料送信サービスを利用して国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難なものをインターネットを通じて利用することができます(利用規約への同意が必要です)。詳しくは「14. デジタル化資料送信サービス」をご覧ください。

※簡易登録登録利用者による申込み

国立国会図書館サーチから「取寄せ閲覧」「閲覧予約」「遠隔複写」「記事掲載箇所調査」の申込みができます。
ただし、「取寄せ閲覧」「閲覧予約」で申し込んだ資料を利用するには、来館時に登録利用者カード発行の手続き等が必要です。

7-1 閲覧

来館して国立国会図書館の書庫内にある資料の閲覧を申し込むことができます。
※館外からは申込みができません。

申込方法

書誌詳細画面で、資料を選択し「申込カートに入れる(閲覧)」ボタンをクリックすると、資料が申込カートへ追加されます。
申込カート画面に移り、閲覧申込の「閲覧の申込手続に進む」ボタンをクリックすると、以下の確認画面が表示されます。
画面下部の注意事項をよくお読みの上、受取場所を確認し、「注意事項に同意して閲覧を申し込む」ボタンをクリックしてください。

閲覧申込手続(確認)

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「○件の閲覧申込を受け付けました。」というメッセージが表示されれば、申込みは完了です。
資料は申込後30分程度で受取場所に到着します。
※資料は館内利用のみ可能です。持ち帰りはできません。

7-2 取寄せ閲覧

東京本館に関西館の資料を、また、関西館に東京本館・国際子ども図書館の資料を取り寄せ、閲覧することができます(ご利用までには日数がかかります。)。なお、国際子ども図書館に関西館・東京本館の資料を取り寄せることはできません。

提供するサービスや「来館しての申込み」については、当館ホームページの
資料の取寄せ(関西館から東京本館へ)
資料の取寄せ(東京本館・国際子ども図書館から関西館へ)
をご確認ください。

※登録利用者カードをお持ちでない方は、資料を利用するために、来館時に登録利用者カード発行の手続きが必要です。

お申込みの前に

  • 利用者情報(必須項目)
    取寄せ閲覧申込にあたっては、「メールアドレス」の登録が必須です。利用者情報画面で確認・変更ができます。

  • 申込上限
    1回につき5冊まで。
    利用が終わるまで、次の申込みはできません。申込受付後の追加や変更、期間の延長はできません。

  • 利用期間
    開館日で連続3日間。
    国立国会図書館サーチで申し込む場合、開館日で6日後から16日後の利用開始分を申込みできます。

資料ごとに異なる希望利用期間を設定することはできません。

※来館して申し込む場合、開館日で3日後以降の利用開始分を申込みできます。お急ぎの方は、来館して申し込むことをお勧めします。

取寄せできない資料

  • 東京本館への取寄せができない資料

    • ルーズリーフなど、資料の形態上散逸の恐れがある資料
    • 劣化や破損のため搬送に耐えない資料
    • 関西館の閲覧室に開架されている資料
    • CD-ROM、DVDなどの電子資料
    • 東京本館、国際子ども図書館で所蔵している資料
    • デジタル化済みの資料
  • 関西館への取寄せができない資料

    • 雑誌(洋雑誌の一部、復刻複製版(請求記号がZ79で始まる資料に限る)の一部は取寄せ可)
    • 新聞(新聞マイクロフィルム、縮刷版は取寄せ可)
    • 関西館で所蔵する資料
    • デジタル化済みで、関西館内の端末で閲覧できる資料
    • 東京本館の各専門室に開架されている資料
    • 特殊な資料(古典籍資料、憲政資料、CD/DVD-ROM等の電子資料、地図、楽譜等)
    • 散逸の恐れがある資料(加除式、ルーズリーフ等)
    • 搬送に耐えない資料(傷んでいる資料、破損が見つかった資料等)

その他、当館が移送に適さないと判断する資料の詳細につきましては、下記までお問い合わせください。

  • 東京本館への取寄せ:東京本館資料案内(電話:03-3506-5293)
  • 関西館への取寄せ:関西館資料案内(電話:0774-98-1341)

申込方法

取り寄せる資料の書誌詳細画面を表示し、「国立国会図書館の所蔵」の所蔵一覧下部の「取寄せ閲覧を申し込む」ボタンをクリックしてください。
取寄せ希望の資料が追加され、「取寄せ閲覧申込手続」画面に移ります。
複数冊の取寄せを申し込む場合は、この作業を繰り返してください。
※取寄せ閲覧サービス対象外の資料の一部では、「取寄せ閲覧を申し込む」ボタンが表示されません。
※資料の特定に必要な場合は巻号をご入力ください。

取寄せ希望の資料をすべて追加したことをご確認の上、「取寄せ閲覧申込手続」画面下部のチェックボックスにチェックを入れ、「取寄せ日時の指定に進む」ボタンをクリックしてください。
※「取寄せ閲覧申込手続」画面は、取寄せ希望の資料を追加すると表示されるほか、申込カートの下部に表示される「取寄せ閲覧の申込手続へ進む」ボタンからもアクセスできます。

各項目を入力・選択し、画面下部の注意事項をよくお読みの上、「注意事項に同意して確認に進む」ボタンをクリックしてください。
続いて、確認画面が表示されるので、よろしければ「取寄せ閲覧を申し込む」ボタンをクリックしてください。

「閲覧申込を受け付けました。」というメッセージが表示されれば、申込みは完了です。申込完了後、確認メールを送信します。
申込みの可否、当日のご利用方法などは、当館から後日お送りする受理メールまたは謝絶通知メールをご確認ください。
なお、申込みが完了した後でも、破損や劣化など資料の状態によっては、取寄せできない場合があります。

7-3 閲覧予約(関西館のみ)

関西館の資料を、関西館内でご利用になる場合のみ、事前に資料の閲覧予約ができます。
※関西館所蔵資料の東京本館への取寄せをご希望の場合は、「7-2 取寄せ閲覧」の画面、または東京本館の関西館資料取寄せカウンターでお申し込みください。
※登録利用者カードをお持ちでない方は、資料を利用するために、来館時に登録利用者カード発行の手続きが必要です。

申込方法

書誌詳細画面で、資料を選択し「申込カートに入れる(閲覧予約)」ボタンをクリックすると、資料が申込カートへ追加されます。
申込カート画面に移り、閲覧予約の「予約の申込手続へ進む」ボタンをクリックすると、以下の入力画面が表示されます。
画面下部の注意事項をよくお読みの上、利用希望日を選択し、「注意事項に同意して、確認に進む」ボタンをクリックしてください。
※申込みが可能な期間:3開館日後から8開館日後までの、1日を指定できます。

閲覧予約申込手続画面

続いて、申込内容の確認画面が表示されるので、利用希望日を確認し、よろしければ「閲覧予約を申し込む」ボタンをクリックしてください。
「○件の閲覧予約申込を受け付けました」というメッセージが表示されれば、申込みは完了です。

※申込完了後は、利用希望日の変更はできません。
※資料の状態などによりご提供できない場合があります。ご利用日より前に、ご登録のメールアドレスに利用可否をご連絡します。
 ご登録のメールアドレスは利用者情報画面でご確認ください。

7-4 遠隔複写

来館せずに資料の複写を申し込むことができます。
詳細については「遠隔複写サービス」をご確認ください。

7-5 複写のための記事掲載箇所調査

複写のために、特定の一つの記事や論文の掲載箇所(巻、号など)を目次・索引などから調査します。
複写を希望する論文などの掲載箇所が分からず、遠隔複写サービスを申し込めない場合にご利用ください。
キーワードによる網羅的な調査や、本文を読まなければ掲載箇所を特定できない調査の依頼はお受けできませんのでご了承ください。
回答は、国立国会図書館サーチの記事掲載箇所調査申込詳細画面からご確認いただきます。
回答から、掲載箇所の遠隔複写をスムーズに申し込める機能を備えています。
※館内からは申込みができません。

お申込みの前に

  • 利用者情報
    「メールアドレス」を登録いただくと、1)当館が申込みを受理、2)回答を作成、3)謝絶した時点で通知メールを送信します。利用者情報画面で確認・変更ができます。

  • 申込上限(件数・冊数)
    1回に申し込める件数は1件です。回答が届くまで、次の申込みはできません。
    雑誌や多巻ものの図書(複数の資料に、同じ請求記号が付与されている場合)は、1件につき12冊を目安(月刊誌で約1年分、週刊誌で約3か月分)として調査します。

  • 申込上限(回数)
    同一の記事に関する掲載箇所の調査は、3回までとさせていただきます。

  • 回答期限の目安
    申込みの翌日から開館日で5日程度です。調査の内容によっては、それ以上の日数がかかることがあります。

  • 調査方法
    記事の掲載箇所を目次、索引などで確認できる範囲で調査します。
    本文を読まなければ掲載箇所を特定できない調査の依頼はお受けできません。

  • 対象資料
    遠隔複写サービスの対象で、記事の掲載箇所を目次などで確認できる資料のみを対象とします。
    対象資料は遠隔複写の複写箇所の入力画面で「複写箇所がわからない場合」ボタンが表示されます。
    遠隔複写の複写箇所の入力画面で「複写箇所がわからない場合」が表示された資料でも、目次がないなどの理由で調査できない場合があります。

おもな調査対象外資料

  • 新聞
  • 住宅地図
  • 電子資料、録音映像資料(CD、DVDなど)
  • 国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開されている資料

その他、このサービスを申し込む際の注意点を当館ホームページの「レファレンス・資料案内」でご案内しています。
申込みの前にご確認ください。

申込方法

調査内容を入力する

遠隔複写の複写箇所の入力画面で「複写箇所がわからない場合」をクリックし、「複写のための記事掲載箇所調査を依頼」ボタンをクリックすると、調査内容の入力画面が表示されます。
入力が完了したら「申込カートに追加」ボタンをクリックしてください。

調査内容の入力

調査内容入力画面 「論文名・記事名・著者名など」「調査を希望する範囲」「その他の情報」の3つの入力フィールドがある

表1 調査内容入力画面の説明
項目名説明
論文名・記事名・著者名など(5-a)掲載箇所の調査を希望する論文名・記事名・著者名などを入力してください。判明している情報はすべて入力をお願いします。(3000文字以内)
調査を希望する範囲(雑誌の場合は必須)(5-b)調査を希望する発行年・巻次・年月次などの範囲を入力してください。上限は12冊(月刊誌で約1年分、週刊誌で約3か月分が目安)です。(1000文字以内)
その他の情報(5-c)その記事や論文の存在を何で知ったかをご入力いただくと、調査の助けとなります。ご入力をお願いします。(1000文字以内)

申込内容を確認して申し込む

申込カート画面に移り、記事掲載箇所調査の「調査の申込手続に進む」ボタンをクリックしてください。
調査内容を変更する場合は、「調査内容の編集」ボタンをクリックすると、入力内容を変更することができます。
「調査の申込手続に進む」をクリックすると、申込内容の確認画面が表示されます。
各項目を確認し、画面下部の注意事項をよくお読みの上、「注意事項に同意して申し込む」ボタンをクリックしてください。
「1件の記事掲載箇所調査申込を受け付けました」というメッセージが表示されれば、申込みは完了です。
申込みが完了すると、ご登録のメールアドレス宛に当館から受理通知メールを送信します。

申込後のキャンセル

申込ステータスが「受理済」の場合のみ、キャンセルが可能です。
キャンセルする場合は、申込状況画面で記事掲載箇所調査申込の「詳細」ボタンをクリックしてください。
申込詳細画面の「この申込をキャンセル」ボタンから申込みをキャンセルできます。

回答を確認する

調査が完了すると、ご登録のメールアドレス宛に回答作成通知メールを送信します。
何らかの理由で当館が申込みを謝絶した場合にも謝絶通知メールを送信します。
回答作成通知メールにあるリンクをクリック後、国立国会図書館サーチにログインし、申込履歴画面の「詳細を見る」ボタンから、回答内容をご確認ください。何らかの理由で当館が申込みを謝絶した場合にも申込詳細画面で謝絶理由をお知らせいたします。

「詳細」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

複写のための記事掲載箇所調査申込詳細画面 「回答」「資料情報」「利用案内」が確認でき、「資料情報」には論題ごとにチェックボックスがある。チェックを入れると、「申込カートに入れる」ボタンが活性化している

表2 申込詳細の説明(記事掲載箇所調査申込)
項目名説明
回答(5-d)当館からの回答です。
資料情報(5-e)資料の書誌情報と掲載箇所をお知らせします。
掲載箇所ごとに遠隔複写のためのチェックボックスが付されます。
申込カートに入れる(遠隔複写)(5-f)資料情報欄の「掲載箇所」にチェックを付けてこのボタンを押すと、申込カートに遠隔複写申込として追加されます。
利用案内(5-g)当該資料に関する利用案内です。

合わせて表紙・目次・奥付を複写したい場合、申込カートに追加する際にチェックボックスにチェックを入れることができます。
カラー複写の指定も、申込カートに追加する際に可能です。
申込カート画面から遠隔複写申込を完了させてください。
詳細は「9-6 遠隔複写>NDLサーチから申し込む」をご覧ください。